11月4日(日)まで、浮世絵師・葛飾北斎(かつしかほくさい)が描いた”橋”にフォーカスしたユニークな展覧会「北斎の橋 すみだの橋」を開催していた北斎美術館が、北斎ファン必見のまたまた面白い展覧会を開催します。
2018年11月20日(火)から開催されるのが「大江戸グルメと北斎」。江戸時代のグルメにスポットを当てた展覧会です。
2013年に無形文化遺産に登録された和食。それまでも世界的に注目されていた和食が、より一層脚光を浴びるきっかけにもなりました。そんな和食文化が大きく花開いたのは、庶民文化が盛り上がった江戸時代と言ってもよいでしょう。
江戸時代には、農業や漁業、経済が発展し、人々には食を楽しむ余裕も生まれてきましあ。そんな中でさまざまな工夫をこらした料理書や高級料理屋が登場。
それらの料理は浮世絵にも描かれ、今日でも当時の食文化の歴史を浮世絵から見て取ることもできます。
展覧会「大江戸グルメと北斎」では、そういった浮世絵に限らず、江戸時代の料理を再現したレプリカや当時のレシピ本などもまじえながら、現在の食文化のルーツである江戸時代の食が紹介されます。
さらに興味深い企画がありまして「大江戸グルメと北斎」展期間中には、展覧会で紹介された江戸の再現料理を実際に味わえるコラボCaféが開催されるそうなんです。
実際に味わっていただく事で当時の料理に対する情熱や工夫など、より身近に感じてもらいたいという企画とのことで、江戸のレシピを基に専門の先生に監修した本格的な料理をランチとして提供するCaféや、江戸のスイーツを現代風にアレンジした甘味などを提供するお店などが登場する予定とのこと。
江戸グルメの展覧会を見てお腹をすかせたら、ぜひコラボカフェで美味しい料理を堪能してみてはいかがでしょうか?
展覧会「大江戸グルメと北斎」は2018年11月20日(火) 〜 2019年1月20日(日)の期間、東京墨田区「すみだ北斎美術館」で開催されます。