AR技術とお墓参りが、出会った・・・。
ポケモンGOのヒットも相まってAR技術がどのようなものなのか一般的に広まりつつありますが、今度はAR技術を活用してお墓参りのカタチが変わるかもしれない?そんなアプリが登場していました。
2016年8月15日にリリースされたスマホ向けアプリ「Spot message」では、故人のお墓や思い出の場所をアプリに登録しておくことで、その場所に訪れた際に故人のメッセージ動画が写真を出現させることができます。
近年のお墓参りの形式の多様化に対応すべく、本サービスでは様々なお墓の形式に対応し故人の想いを後世に伝え、お参りする方の人生をより豊かに良い方向に変える事を願い始めたそう。
登録できる場所はお墓に限っているわけではないそうなので、故人との思い出の地に思い出の写真などを登録しておくことで、さらに使い方の幅が広がりそうですね。もしも故人自ら、生前に家族に向けて思い出の地にメッセージを登録しておいたとしたら、家族にとってはこれ以上ない心の支えになるのではないでしょうか。
このサービス自体は何も故人との思い出を限定対象にしているわけではないので、恋人や友達との思い出の場所にメッセージを登録したり、家族の思い出を登録したりして楽しむこともできますね。
位置情報の活用に加えてAR技術を用いることで、登録しておいた情報をその場に表示できるようにした本サービス。故人との思い出をより深く感じられるサービスになっていれば素敵ですね。
以前、故人の生前の姿を3Dフィギュアにしてくれる「遺フィギュア」サービスというものを紹介しましたが、今後も新技術によって故人とのつながりかたが変わっていきそうですね。
なんと遺灰も埋め込める!故人の生前の姿を3Dフィギュアに「遺フィギュア」サービス
スマホアプリ「 Spot message」はAndroid版は公開中。iOS版は8月下旬リリースが予定されています。
Source: PR TIMES