新春1月の旧称「睦月(むつき)」の由来は?他にも色々ある別名を紹介!

♪むつき はねつき つばきもち
うめのはなさく うぐいすもち……♪

※「くいしんぼうのカレンダー」より

昔から1月を睦月(むつき)と呼びますが、どうしてそのような名前になったのでしょうか。
知らなくても別に困らないけど、興味をもって調べてみると、新しい発見があるかも知れません。

そこで今回は、睦月の由来と、他にもたくさんある1月の別名を紹介したいと思います。

親族みんなで睦び合う月

睦月の語源については諸説ありますが、新年には親族が集まって親睦を深める(睦び合う)ことから、睦び月が訛って睦月になったとする説が有力です。

他には春の始まりに生命が生み出される「生月(うむつき)」や草木が萌ゆる「萌月(もゆつき)」、一年の元(もと、はじめ)となる「元月(もとつつき、元津月)」が訛ったとも言われます。

新たな生命が生まれ、家族が睦びあう喜びをよく表現したネーミングですね。

他にも1月の別名はたくさんありますが、ここでは特に面白いものを紹介したいと思います。

太郎月(たろうづき)

一番初めに生まれた男の子「太郎」の月だから太郎月。桃太郎や金太郎みたいな力強さを感じます。

でも、一姫二太郎(最初は女の子、次に男の子がよいとされる)とも言われるように、1月を女の子に喩える表現も、今後生まれるかも知れません。

時に、最初の女の子ならではの名前って、何でしょうね。

3ページ目 初春月(はつはるづき)、孟春(もうしゅん)

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