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なんと世界最古の商品券を発行したのは日本の「にんべん」

なんと世界最古の商品券を発行したのは日本の「にんべん」

お金の代わりに使える商品券というと、信販系のものや百貨店系のもなどがぱっと思い浮かびます。贈り物を何にしようか?と迷ってしまうような時にも、お金代わりに使うことができる商品券はとても重宝します。

この商品券、実は削り節で有名な会社「にんべん」が江戸時代に発行したものが最古のものなのだそうです。

「にんべん」では江戸時代末期から銀の薄板でできた商品券を発行していました。この商品券の表には金額が、裏には「にんべん」の刻印がされていて、刻んである金額分の買い物が「にんべん」でできるというわけです。

しかもこの商品券の場合には銀でできていますので、銀としての価値も認められていました。当時の銀の価値は金との比較において現在よりも相対的に高かったこともあり、モノとしての価値も充分に認められていたようです。

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かつお節というと、本来は上の写真のような姿で販売されていました。お客さんはこの状態で購入して、自宅で削って使うというのが当たり前だったのですね。

しかし、現在こうしたかつお節を購入して使っているという人は少数派ではないでしょうか。スーパーなどへ行けば、既に削られてすぐに使える状態になっているものが数多く販売されているからです。

実は、この削った状態でかつお節を販売し始めたのも「にんべん」が元祖なのだそうです。今ではとてもポピュラーな形状ですが、発売当時は画期的なものだったに違いありません。

「にんべん」は伝統的な食材である削り節を扱っているということもあり、新しいものを取り入れるという点においてはかたい考えの社風なのかな、というイメージがあるかもしれません。

しかし、商品券の発行や削り節のパックの販売など、常に新しいことにチャレンジしてきている会社なのです。

 

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