前回に引き続き、イケメン僧侶が大奥女中をオトしまくって出世をもくろんだ、世にいう「延命院事件」をご紹介します。
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ゲスすぎる……江戸時代に大奥女中をオトしまくり出世を目論んだイケメンエロ僧侶は存在した!【前編】
江戸時代の大奥女中に関係するスキャンダルは数多く存在しますが、今回はその中でも「本当にこんなゲスい話あったんだ・・・」と驚くような事件をご紹介します。イケメン僧侶が大奥女中をオトしまくって出世…
お寺が夜のお店状態!?
江戸後期、あまりにイケメンなため女性信者に爆発的人気を誇った日暮里の延命院の僧侶・日潤。彼はその人気に乗じて、大名家の娘や奥女中などの身分の高く権力を持つ女性信者に裏で性的サービスを施し、心酔する彼女たちの力を利用して寺の出世と金儲けを目論みました。
やがて大奥中に日潤の裏サービスの噂は広まり、奥女中たちは外出休暇が取れた時には集団で延命院に通ってくるようになりました。集団が訪れてサービスが日潤1人で回しきれなくなると、彼は寺の若い坊主たちにまで奥女中たちの相手をさせるようになりました。寺全体がなぜか夜のお店のような状態になってしまったのです。