涼しげで夏にぴったり♪土踏まず丈のユニーク足袋「こたび」はメリットいろいろ
足袋は、和装のときだけのものではなくなりました。
万延二年(1861年)創業の老舗、ゑびす足袋本舗から、土踏まず丈の足袋「こたび」が登場しました。とってもユニークな形をしている「こたび」。足先が開いていて、指先が見えるようになっていて、足袋底はくるぶしまでの丈と短め。一見、足袋には見えないようですが、普通の足袋と同様、親指だけ独立してその他の指と分かれている、れっきとした足袋なのです。
足袋はきちんと感があって、普段の靴下代わりにはちょっと不向きでしたが、こんな可愛い「こたび」なら、いろんなファッションとの相性も良くって、幅広く使える小物。もちろん、これからの浴衣シーズンにも活躍必至です。
草履や下駄を履きなれなくて、足の指の股が痛い。サンダルを履くときに靴下は履きたくないけど、素足は嫌だ。足裏の汗が気になる。など、夏の足元が気になる方に試していただきたい足袋。
ヨガやピラティスのときに滑らない履物が欲しい方にも「こたび」はうってつけ。足袋の足底部は、もともと滑りにくくなっていて、汗をかいてもべたつかないので、気持ちよくヨガを楽しめます。
健康にいい足袋がコンセプトの「こたび」は、これまでにない形をしていますが、普通の足袋と同じように指を分けることで、自然に足の指先に力が入って地面を掴み立ちできるので、体の重心を正しい位置に導いたり、足裏の筋力アップ、全身の血流改善効果も期待できます。外反母趾や、現代人に増えている「浮き指」対策にもよさそうです。
布帛でできている足袋は、靴下のように中で滑ってしまうことがなく、上生地と底生地の縫い目を意識することで、体の軸のズレをセルフチェックすることもできるのだそう。まっすぐピシッと美しい立ち姿を心がけたい和装のときはもちろん、普段の生活でも嬉しい効果ですね。
足先が開いているデザインは、見た目もは着心地も涼しく、フットネイルも楽しめ、サンダルと合わせても、おしゃれに合わせられます。こはぜを留める手間もかからないので、さっと履けて普段使いとして愛用したいアイテムです。
カラーと素材のラインナップは、無地9種、柄物2種、レース地2種の全13種類とバリエーション豊富。価格は1足3,132円(税込)で、全国のお取扱店、オンラインショップで購入可能。大阪・玉造のアンテナショップでは、足を採寸してくれて、たくさんの足型が揃った既製品の足袋の中から、ぴったりの足袋を探せるとのこと。お近くの方は、ぜひどうぞ。