江戸〜明治期に巻き起こった猫ブームをアートを通して紹介する展覧会「いつだって猫展」開催

Japaaan編集部

日本では江戸時代からずっと猫が大人気。江戸後期から明治時代には猫ブームも巻き起こり、浮世絵の題材としても猫は人気がありましたが、そのブームの中で描かれた浮世絵などが紹介される展覧会「いつだって猫展」が開催されます。

「いつだって猫展」はこれまでに名古屋や京都、静岡などで巡回されていた人気の展覧会ですが、今回東日本で初の開催となります。

日本人の暮らしに寄り添い愛されてきた猫は、古くから物語や絵画に登場する身近な存在でした。江戸時代に猫ブームが到来すると、猫は浮世絵、歌舞伎、版本などに多く取り上げられました。

暮らしの中に溶け込んだ猫の姿を描くものもあれば、化け猫、猫又として描かれたり、招き猫を始めとした縁起物として描かれるなど、とにかくあらゆる場面で猫は大活躍。

本展では、猫を題材とした浮世絵を中心に、招き猫やおもちゃ絵、版本などを交え、江戸後期から明治にかけて巻き起こった「猫ブーム」の諸相を紹介するそうです。

猫をテーマにした展覧会といえば、ホテル雅叙園東京では「猫都のアイドル展at百段階段」も開催予定になっており、江戸時代からつづく猫人気はまだまだ衰え知らずのようですね。

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「いつだって猫展」は2019年4月19日(金)~6月9日(日)の期間、仙台市博物館で開催されます。

いつだって猫展

 

いつだって猫展

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