ラフすぎる着物姿に驚き!明治30年のリアルな東京の姿を捉えた映像が興味深い!

Japaaan編集部

高速なインターネット通信が可能な現在、動画配信サービスなどを介して日本の昔の映像を手軽に観ることができるようになりました。Japaaanでもこれまでに明治〜昭和時代のノスタルジックな映像を色々と紹介してきましたが、

カラーもあります!昭和初期の日本を撮影したノスタルジックな貴重映像をまとめました

昭和初期に撮影された映像というものは、自分が生きた時代ではなくともどこか懐かしく感じるところがあります。今よりも着物姿でお出かけしている人が多かったり、高度経済成長の活気に満ちあふれていたり。…

今回紹介する映像は、フランスの映写技師が明治30年に撮影した東京・日本橋周辺の姿です。

1分弱の映像ですが、この映像の中には当時のリアルな東京の街の姿が映し出されています。大通りには人力車を引く姿もあれば馬車も通り、明治30年ではまだまだ着物姿の人が多く見られますね。

着物姿の人たちの足元を見てみると予想以上に下駄を履いている人が多いことに気づきます。そして東京の中心であっても着物の着付けはかなりラフ。この映像を見ていると現代の着物のルールがひとつの型にハマりすぎているのが、本当にもったいなく思えてきます。

この映像は、1896年末に、映画の原型であるシネマトグラフを日本で上映するために派遣されたConstant Girel(コンスタン ジレル)というフランス人映写技師によって撮影された作品。ジレルは東京の他にも京都や北海道に趣きさまざまな映像を残しています。

それでは、ジレルが撮影した明治30年の東京の姿をどうぞ!

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了