加賀の蒔絵師さんと楽器屋さんのコラボが生んだ、和柄の加湿器

独虚坊

多湿の国、日本。

その環境の中で生まれ暮らす私たちにとって、湿気を多分に含んだその空気は、単なる空気以上の何かであったりします。森が放つ気の中に神の気配を読み取った昔の人はもちろん、「空気を読む」という不思議といえば不思議な言い回しを当たり前に使う私たちも、しかり。湿気に対してスピリチュアルなレベルで反応し、それを不可欠なものとして認識するのが、ある意味で「日本の心」の一部と言えるかも知れません。

というわけで、話は、加湿器です。それも、和柄の加湿器です。


湿度管理が重要な楽器を扱うがゆえに、加湿器まで作って売り始めてしまったという、宮地楽器さん。カードタイプのフィルターを並べて使うスマートなルームミストを、すでに何種類もリリースされ、「楽器屋さんが作った加湿器」として話題になってます。その中には、日本の里山の風景をイメージしたものや、リラックマ or ハローキティなど可愛いキャラをテーマにしたものもあったり。で、このたび新たにリリースされるのが、日本の伝統工芸とコラボレーションしたアイテムというわけです。

加賀の蒔絵師さんがデザインされたという「富士さくら」や「桜川」など5種類の和柄容器と、和テイストの加湿器フィルター。シンプルな構成ですが、ゆえに和的な静けさと美しさを感じさせるルックになってます。楽器さんゆえに静音性を追求し、そのまめ電気を使わない安心&経済的な設計になってるのも、魅力でしょうか。

お値段は、加湿器容器+フィルターで、3150円。湿度に感じる「日本の心」を、お手軽かつおしゃれに楽しんでみるのは、いかがでしょうか。

自然加湿ルームミスト – 宮地楽器

富士山人気やオリンピック招致を追い風に! 日本のエコ技術と伝統工芸が融合した加湿器 ― 世界に送る楽器屋さんが開発した自然加湿器 – @Press

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