ドンキの小麦粉を使ったうどん打ち、遂に麺切りのステージへ辿り着きました。
何か異常に説明が長くなってますが、いかに「簡単」であろうと「手抜き」であろうと、うどん打ちとうのは、こういうもんです。まともに打ってる方からすると言語道断なくらい手も足も抜いてますが、でもまあ、こういうもんです。で、ここからの麺切りは、さらに根性が要求されます。
全体の形がややいびつだったら、四角形に近い形にカットしてください。
で、お使いの包丁の長さに収まるよう、折りたたみます。
生地がパキッと折り切れたり、生地同士がくっつかないようにしておきましょう。
それと、包丁に水気が残ってないか、一応確認してください。濡れてると、生地にねちゃーと絡みます。
準備はよろしいでしょうか。では、麺切りの作業に入りましょう。
「トントンと軽やかに麺を切るうどん職人」のイメージは、ここでも意図的に忘却しましょう。
どんくさいようでも我慢して、ゆっくりと、根気良く、均等な幅を保って麺を切ってください。集中力が、大事です。あと、環境によっては背中が異常に疲れますが、根性で乗り切ります。
切り口を中心に、また打ち粉を打っておいてください。
このステージは、一番地味ですが、一番ハードです。
ここでダレて、適当な切り方をすると、うどんのバケモノが出来上がってしまいます。
フリーハンドのような、アートのような、うどんに似た小麦粉の塊が生まれてしまいます。
それはそれで面白いですが、一本一本のサイズがバラバラだと、茹で時間の見極めが難しくなります。
結果、茹で過ぎの部分と生煮えの部分が入り混じる、バケモノが出来上がってしまいます。
それもそれで面白いですが、味的にはおおむね、美味しくないです。
小麦粉の量を少なめに設定したのは、このステージを確実に乗り越えるためです。
実際に切ってみたら、一発でわかるでしょう。こんなこと、500グラム分や1キロ分もやってらんない、と。200グラムでも、初めてなら充分にしんどいはず。でも、何とか最後まで集中力を保って、自分との戦いに勝利してください(大げさな)。
では改めて打ち粉をしといた上で、お湯を沸かしましょう。次はラストスパートの麺茹でにとりかかります。
【激安小麦粉】ドンキの小麦粉でうどん打ったった – ①イントロダクション【手抜うどん】
【激安小麦粉】ドンキの小麦粉でうどん打ったった – ②必要なものリスト【手抜うどん】
【激安小麦粉】ドンキの小麦粉でうどん打ったった – ③塩水作り~水回し【手抜うどん】
【激安小麦粉】ドンキの小麦粉でうどん打ったった – ④寝かせ~手捏ね【手抜うどん】
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