江戸時代の人たちは色事にとってもおおらか♪のぞき見されてもなんのその!

阿部裕子

江戸時代、性風俗について描いた浮世絵「春画」では、色事を題材に数えきれないほどの作品が描かれていました。葛飾北斎や歌川国芳など大人気絵師もさまざまな春画作品を残しています。

もちろん、一般庶民の家庭においても色事は日常的。。。

新婚夫婦から老年夫婦まで

新婚夫婦といえば、外せないのが初夜の床入りです。堂々と交わることができるようになった喜びも、人一倍。夜が待ちきれず、昼間から妻を求めている夫も多かったようですね。中年夫婦となると、また色事も様子が変わってきます。お互いに恥じらいもなくなりたるんできた身体も、さらせるように。亭主がふと春情を催す時は、湯上りの女房を見た時だったそう。縫い物などの家事をしている姿を見て…ということも意外と多かったとか。

新婚夫婦や中年夫婦ほど多くはないけれど、老年夫婦の色事もあったようです。春画を見ると、老夫が張り切っていると老婦が痛いから早く抜いてくれといったりと、なかなか上手くいかないこともしばしば。

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