お豆腐なのにスイーツ?
豆腐を始めとする大豆食品が、植物性たんぱく質をはじめ、健康成分を多く含んでいてカロリーも控えめということは、近年ではすっかり一般的になりました。豆腐、豆乳、おから、きな粉と、大豆食品には色々なものがありますが、最近登場して注目を集めているのが「スイーツとうふ」です。
株式会社アサヒコから発売の「スイーツとうふ」は、パッケージにはっきりと豆腐と書いてあるにもかかわらず、お店では豆腐などの棚ではなく、プリンやヨーグルトなどのデザートのコーナーに陳列されています。
味は「カスタード」「杏仁」「マンゴー」「カラメル」「抹茶」「ベリーベリーベリー」の6種類がありますが、お店によって取り扱っている種類は異なり、筆者が購入したお店には、ネット上で「今まで食べた豆腐スイーツの中で1番の美味しさ」という声も上がるほど高評価を得ている「カスタード」のみがありました。
このシリーズの商品は、乳や卵を使用せずに作られており、コレステロールもゼロです。カスタード味1個当たりのカロリーは108kcalなので、ダイエット中やコレステロール値が気になる方のおやつにはもちろん、乳製品や卵のアレルギーのある方や、ベジタリアン、ヴィーガンの方が安心して食べられるのも、嬉しいポイントですね。
スイーツとうふを食べてみた
早速、人気の「カスタード」を試食してみました。スイーツとうふは1個100gの2連パッケージ。充填タイプのお豆腐のような容器に入っています。
さて、味はどうでしょうか?
「スイーツとうふ カスタード風味」は、その見た目の通り、普通のカスタードプリンと何ら変わらない味と食感でした。なめらかプリンではなく、しっかりと歯ごたえが感じられるプリンでした。
しかし、何口か噛みしめるうちに豆腐独特の風味もじわじわと感じられてくるのが、なんだか不思議な味です。
このスイーツとうふは、豆腐のもととなる豆乳から、独自の「ナチュラルAQUA製法」によって作られています。これによって大豆の独特の青臭さは抑えられ、その代わりに甘味を最大限に引き出すことができるようになり、より本物のプリンに近い食感を再現できたのだそうです。
皆さんも、ちょっと小腹が空いた時などに気軽に試してみてはいかがでしょうか?シリーズのベリーベリーベリー、マンゴー、カラメル、抹茶は、ソースも付いていてよりスイーツらしさが感じられそうです。
Images:株式会社アサヒコ