夜には、いろんな妖怪が出現。人が恐怖や不安を抱いたとき、妖怪は現れるので、暗くなる夜はまさに妖怪に出会いやすい時間帯なのでしょう。例えば、こんな妖怪たちもいたようです。
ろくろ首
全国に主壺する妖怪で、大半が女性の姿でした。夜になると首が長くなるろくろ首は、ほとんど人に害を与えませんが、抜け首のタイプは人を襲うことも。この抜け首タイプというのは、首(頭部を含む)が胴体から離れて飛び回る妖怪のことです。
畳叩き
夜中に畳を叩くような音をたて、バタバタという呼び名もある妖怪です。主に、高知県や広島県、和歌山県に出現。人に害はなくとも、なんとも不気味ですよね。石の精や狸の仕業ともいわれていました。
べとべとさん
夜道を歩いていると、後ろから誰かが後を付けてくるような足音が聞こえ、振り向いたら誰もいないということがあると…べとべとさんだ!と言われていたそう。主に、奈良であった現象です。