禅な考え感じる日誌サービス「Nisshi」がナイスシンプル!

Japaaan編集部

最近はFacebookやTwitterなど、SNSサービスを利用している人がほとんどだと思います。

mixiが盛り上がりを見せた時代からSNSサービスは生活に溶け込んだものとなりましたが、いわゆるSNS疲れと言うようにSNSを利用することで人との繋がりを返ってストレスに感じてしまうことは無いですか?

そんな方にお勧めするのがソーシャル日誌サービス「Nisshi」です。

Nisshiは日々の出来事を投稿していくいわゆるブログサービスのようなものですが、今まで普通にあったあらゆる機能が削られています。

コメント機能・いいね!がない

SNSサービスやブログサービスには当たり前のようにあるコメント機能や評価ボタンなどがありません。おそらくSNS疲れの原因の一つはこの機能にあると思いますが、その機能をサクッと削ってしまっています。

これによって評価を気にすることはなくなり、書くこと自体の楽しみを味わえるかもしれません。

知らない人の日誌を探せない

nisshiには人を検索する機能がありません。運営者の方によると、

検索機能を排除してあえてユーザーを見つけ辛くしているのは、気心の知れた内輪な関係の中でNisshiを楽しんでほしいという思いがあります。知り合い同士でURLを教えあって日誌を共有するって素敵じゃないですか?

とのこと。自分のnisshiのURLをどこかで教えない限りは第三者に知られることはないわけですね。気心の知れた人どうしで楽しんで欲しいという所からだそうです。

普通のSNSでは、まったく知り合いでもない人の友達申請などを断りづらいから…などの理由で承認し続けて、情報が溢れてしまっていることは無いでしょうか?そういった懸念もこの人を検索する機能の排除で改善されそうです。

写真の投稿ができない

このnisshiでは画像や動画など、テキスト以外の投稿をすることが出来ません。Twitterでさえも写真機能の実装に踏み切ったこのご時世に、画像投稿を制限するというのはかなり思い切った試みだと思いますが、「文章と向き合う」ということを考えれば必然なのかもしれません。

ノートと鉛筆で日記を書いていた頃は写真をいちいち貼付けることはあまりありませんでしたから、回帰的な試みですね。

このようにnisshiは必要最小限の機能に絞ることで、ユーザに改めて「物書きの楽しみ」を体験する場所を提供しているのかもしれません。

0に近づける、無駄を省くという考えをサービスの強みにする所は禅の考えを感じます。デザインに関しても抜群のシンプルさ。疲れずに長く使っていけそうなサービスですね。

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