クラシカルな流線型が美しい手作りのクルマ、光岡自動車の「Viewt(ビュート)」。富山県富山市に本社を置く光岡自動車から、富山の伝統工芸とクルマとの奇跡のコラボ「Viewt TOYAMA」が登場しました。
地元富山の魅力をもっと知ってもらいたい、との思いから、富山を代表する工芸品「井波彫刻」や「越中和紙」を取り入れた前代未聞のインテリア。美しすぎてため息が出ちゃいます。
インパネには本木パネルに井波彫刻の欄間の技法を駆使し、富山湾越しに見る立山連峰を描いた「富山百景」を設置。繊細に書き込まれた下絵を元に、木目を見ながら刃の一つ一つで光沢を出していく作業はまさに職人技。
ステアリングの脇には、ふんわりと開いた木製の一輪の花。花弁は越中和紙を1枚1枚貼りあわせて作られています。
リアパーセルボードには古くから加工品にも使われてきた越中八尾和紙を採用。赤が美しく際立つひし形紋は目を奪われる美しさ。シートの落ち着いたレッドとも調和して華やかな和の雰囲気。越中和紙は富山の薬売りが使っていた薬包紙や袋にも使用されていたそうです。
まさにこれまでにないクルマ。光岡自動車の職人と、伝統工芸職人の技が結実して誕生した究極のMade in TOYAMAの「Viewt TOYAMA」は参考出展で、販売については検討中のこと。商品化が心待ちにされます。