ここ最近、着物ファンの間でも話題の着物ブランド「ROBE JAPONICA」が遂にデビューです。Japaaan編集部でもその独自性のあるデザインに惚れ期待をしていましたが、昨日7月29日(水)から東京 原宿にて ROBE JAPONICA のエキシビジョンがスタートし、Japaaanも早速うかがってきました。
店頭には早速ROBE JAPONICAの方向性を示すキモノスタイリングが並びます。
多種多様なデザインの着物が並びます。メンズ着物でここまで豊かなカラーリングを採用したスタイリングはなかなかありませんよね。カラフルな着物の他にも黒を基調にしたフォーマルな着物や羽織も展開しています。
そして一際目を引くのはアクリル製の下駄。この下駄の仕上げの美しさは実際に目で見ないと伝わりません。
雪駄にもデザインのこだわりが感じられます。着物まわりのアイテムにもひとつひとつディテールにこだわり、着物に対してのブランドの解釈と提案が随所に見られるものばかり。
ROBE JAPONICAは『「きもの」より、「おしゃれ」が好きだ。』をコンセプトに、男の着物・帯・下駄などを今までにない独自性をもって、ファッションの中にある着物スタイリングを提案するウエオカ タロウ氏によるメンズキモノ
着物というとどうしても日本の伝統文化としての衣服という考えを重んじるあまり、生きたファッションとしての着物スタイルが少なくなっているのは否めません。これによって若い人が着物を着る機会というのも少なくなってきているとも言えます。
そんな時代背景がある中でのROBE JAPONICAの登場はとても期待であり、エキシビジョンの場所に原宿を選んだというのにもそういった背景に対する思いや、着物をひとつのオシャレのツールとしてファッションを楽しむ人に提案したいという考えがあるのかもしれません。
ROBE JAPONICA DEBUT EXHIBITION は2015年8月4日(火)までデザインフェスタギャラリー原宿にて開催中です。
ローブジャポニカ 『ROBE JAPONICA デビュー展』