人気ゲーム、アニメや漫画の影響もあり日本刀や戦国時代に関連した話題をよく目にするようになりましたが、今回紹介する展覧会も最近のこの流れに乗ったとっても楽しみな内容になっています。
2015年7月18日(土)~8月30日(日)まで埼玉県の歴史と民俗の博物館で行われる展覧会「戦国図鑑 Cool Basara Style」は人気ゲーム「戦国BASARA」を販売するカプコンとの共催で実現した特別展。
「戦国BASARA」はこれまでにも様々な形で地方自治体とのコラボを実現しています。2009年には宮城県知事選挙、2014年からは大阪府、京都府、兵庫県各警察での車上ねらい防止のイメージキャラクターにも起用されています。
そして今回の博物館とのコラボ。本展では戦国BASARAに登場するキャラクターへの関心を通して日本の歴史、埼玉県の歴史について学ぶ契機に、という目的で実現したもの。展示品の中にもゲーム登場キャラクターの上杉謙信や武田信玄といった武将ゆかりの武具・甲冑が展示されることになっています。またエントランスには「伊達政宗騎馬像」を設置。ゲーム中で使用された墨絵の原画なども展示されます。
会期も夏休み真っ只中なので子供と一緒に戦国BASARAの世界を通して歴史について学んでみる機会にいいかもしれませんね。
展示構成
- 《第1章》甲冑のあゆみ
- 《第2章》武将の群像~武蔵国と戦国武将~
- 《第3章》戦国時代の終焉
- 《第4章》奇想・奇装・異装~変わり兜~
- 《エピローグ》