道長ついに闇堕ち!今後は欲望のままに変貌…?大河ドラマ「光る君へ」第38回放送(10月6日)振り返り!

「光る君の物語、読みました」

前回藤壺へやってきた清少納言(ファーストサマーウイカ)の褒めながら怨むという何ともこじれ……もとい鋭い批評を何とかかわしたものの、実に微妙な気分のまひろ(藤式部。吉高由里子)。

その一方で藤原道長(柄本佑)は自分の血を引く孫の敦成親王(あつひら)を次の春宮とするべく、敦康親王(渡邉櫂)を藤原彰子(見上愛)から引き離しにかかります。

このままでは敦康親王が葬り去られてしまうと案じた藤原伊周(三浦翔平)らは、もはや趣味と化しつつある呪詛によって再び失脚。道長を面罵しながらつまみ出されていきました。

それを見てしまったまひろ。嫌な部分を見られてしまって、気まずそうな道長は……という第38回放送「まぶしき闇」。今週も気になるトピックを振り返っていきましょう!

第38回放送「まぶしき闇」略年表

寛弘6年(1009年)まひろ40歳/道長44歳

今回は引き離される敦康親王と彰子の関係、そして性懲りもなく呪詛を繰り返し、失脚していく伊周の様子が主に描かれていました。

「正しいことをするために権力を盤石なものとする。そのためには我々に都合のよい敦成親王を次の春宮とする=敦康親王を政治的に抹殺する(意訳)」

嫡男の藤原頼通(渡邊圭祐)にそう説いていた道長。あくまで「闇堕ち」は私利私欲ではない、そう言いたいのでしょう。

これまでは周りの者たちが都合よくお膳立てしてくれていましたが、これからは自分の意思で権力をつかみに行くようです。

果たして道長の変貌ぶりがどのように描かれるのか、楽しみに見守りましょう。

4ページ目 呪詛事件について

次のページ

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了