「光る君へ」道長暗殺計画は事実?禁忌をおかす喜び…『和泉式部日記』爆誕!?第35回放送(9月15日)振り返り

形ばかりの妻を訪ねて行ったら、いきなり泣きながら「お慕いしております」って何事ですか?

ドン引きして逃げた夫に「そりゃそうだよね」と思ったのも束の間、もろもろすっ飛ばして初夜?に及ぶ心境が分かりません。

このかなり距離感のバグった強引すぎる展開に驚いたのは、筆者だけではないと思います。

すべてはまひろ(藤式部。吉高由里子)が口添えしたお陰か、あるいは藤原道長(柄本佑)が命懸けの御嶽詣を果たしたご利益か……しかし最近、この二人は油断しすぎではないでしょうか。

女房たちがうごめき回る内裏でそんな夫婦感を出していたら、たちまちスキャンダルの餌食になってしまいそうです。

ともあれNHK大河ドラマ「光る君へ」第35回放送「中宮の涙」今週も気になるトピックを振り返っていきましょう!

第35回放送「中宮の涙」関連略年表

寛弘4年(1007年)まひろ38歳/道長42歳

今回は道長の御嶽詣とあかね(和泉式部。泉里香)の失恋、そして一条天皇(塩野瑛久)と藤原彰子(見上愛)の成就がメインでした。

ところどころ『源氏物語』のモチーフを散りばめた演出が、ファンを沸かせたことでしょう。

3ページ目 道長暗殺計画は本当にあったの?

次のページ

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了