銘木の産地 吉野から切り出された檜をふんだんに使って作られた組み立て式の文楽の舞台を、なんと六本木ヒルズに設営して行われる人形浄瑠璃 文楽の屋外公演「にっぽん文楽」が2015年3月19日~22日に開催されます!
にっぽん文楽は人形浄瑠璃「文楽」の魅力を多くの人に知ってもらおうとスタートしたプロジェクトで、日本財団が主催するプロジェクト。会場は300席の客席で間近に文楽を見ることが出来ます。
会場ではお弁当やお酒が販売され、客席で食べることができます。上演中の「飲食」も認められているとのことで、最近の劇場ではなかなかないことなのだそう。文楽の魅力を多くの人に知ってもらおうとすると思いからこういった試みが行われているのでしょうね。
歌舞伎や文楽などの伝統芸能を初めて観に行きたいと思ってはみても、「どこでやっているのか?」「どこに行けばよいのか?」「見るときにどんな決まりごとがあるのか?」などわからないことだらけ。六本木ヒルズのような誰でも気軽に立ち寄れるような場所でこういった企画が行われるのは、まさに伝統芸能を知るきっかけづくりになるでしょう。
演目は「二人三番叟」と「日高川入相花王 渡し場の段」。そしてショートトーク「私の文楽」 も行われます。出演者は、日本芸術院賞などに輝く、文楽を代表する人形遣い・吉田玉女を始めとした一線級の顔ぶれ。事前にネットなどで演目のあらすじをチェックしておくとさらに楽しめるそうですよ。
チケット料金は2,000円。当日券も販売されるようですが、これからチケットを購入予定の方は事前に確認しておいたほうがよさそうです。