実は繊細で意外と惚れっぽい?文豪・芥川龍之介が愛した5人の女性とのエピソード【前編】

Japaaan編集部

日本文学界を代表する作家「芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)」。国語の教科書にも掲載される有名短編を多く残した芥川は、その容姿から硬派なイメージをもたれることも多い。しかし、その実は繊細で惚れっぽい一面があったという。

今回は、文豪・芥川龍之介が関係を持った5人の女性とのエピソードをご紹介する。

1人目・吉村千代

1913年に東京帝国大学英文学科へ進学した芥川。吉村千代はその頃に生家の女中を努めていた女性であり、千代に恋心を抱いた芥川は恋文をしたため思いを伝えた。

学生時代の「芥川龍之介」左から3人目(Wikipediaより)

千代の返事は定かでないが、身分の違いもあり成就せず。芥川もそのことは事前に承知していたようで、恋文は好意こそ寄せているものの、千代の生活を案じる内容に終始している。

2ページ目 2人目・吉田弥生

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