「どうする家康」で割愛するのは勿体ない!姉川合戦で大暴れした猛将・磯野丹波(磯野員昌)の十一段崩し

伝令「敵方、先鋒は磯野丹波!」
本多忠勝「本多勢、続け!」
一同「「「お~!」」」
徳川家康「浅井朝倉軍、来るぞ!」

※NHK大河ドラマ「どうする家康」第14回放送「金ヶ崎でどうする!」より

NHK大河ドラマ「どうする家康」、皆さんも楽しみにしていますか?

筆者も毎週楽しみで、第15回放送「姉川でどうする!」では姉川で繰り広げられるであろう両軍の死闘から目が離せません。

さて、第14回放送「金ヶ崎でどうする!」ラストで名前だけ登場した磯野丹波(いその たんば)こと磯野員昌(かずまさ)。彼は浅井の猛将として武名を馳せており、姉川の合戦でも大暴れが期待されます。

中でも織田軍の陣構えを十一段まで突き崩した活躍は、後に「姉川の十一段崩し」と恐れられました。

しかし、これまでの流れだと恐らく割愛されてしまうでしょう(開戦前に家康がモジモジして時間をつぶし、何となくやる気を出したら一気に勝負がついてしまう……そんな神展開を予想しています)。

そこで今回は磯野丹波守員昌がどんな生涯をたどったのか、駆け足で紹介したいと思います。大河ドラマでも、登場したら嬉しいですね!

3ページ目 信長をあと一歩まで追い詰めたが……

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