飛鳥時代の飛鳥京遺跡で「これ取っちゃダメだよ」の警告文が刻まれた土器発見←取っちゃった…。

増田 吉孝

飛鳥時代の都市遺跡である「飛鳥京跡」。ここは6世紀末〜7世紀後半まで営まれていたとされている場所で数多くの遺跡が発掘されています。

そして今回、飛鳥京跡地からとってもユニークな土器が出土されたとのこと。その土器には「もし取ったら災いが起こるぞ」という警告?脅し?はたまたダチョウ倶楽部的なフリ?と考えられる文字が刻まれていたとのこと。

実際に刻まれていた文字はこちら。
「川原寺坏莫取若取事有者??相而和豆良皮牟毛乃叙又毋言久皮野?」

もし取ったら災いが起こるぞ? でも今回、取っちゃったわけですね。。。

こういったメッセージが刻まれた土器はとてもめずらしいそうで、遊び心によって書かれたものなのかも?という考えもあるそうです。

個人的にはダチョウさんの「押すなよ押すなよ」なニュアンスで「取るなよ取るなよ」な前フリであったらなんてステキなんでしょうと考えてしまいます。飛鳥時代とダチョウ倶楽部が土器を通してつながるわけですから。

今回発見された土器は橿原考古学研究所付属博物館の秋季特別展で公開されるとのこと。秋季特別展は2014年10月11日〜11月30日まで。お近くの方はいかがでしょうか。

via: 飛鳥京跡で警告文の土器見つかる 「取ったら災い起こる」

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了