織田信長といえば天下統一を目指したことで有名すぎる武将ですが、子供たちのことについては知らないという人も多いのではないでしょうか?
実は、知れば興味のわくエピソードも少なくありません。
とくに今回紹介する次男「織田信雄(おだのぶかつ, のぶお)」は、波乱の世と言われた戦国時代を謎エピソード満載で突っ切り、最後まで生き残ってしまった興味深い人物でもあります。
織田信雄の謎エピソード
1585年、織田信長の次男として誕生したのが織田信雄です。
当時の織田家は信長の指揮のもと、破竹の勢いで勢力を拡大。やがて兄の信忠や弟の信孝が各地で活躍するようになりますが、信雄はといえば、伊勢方面支配のために北畠家の婿養子となったくらいでした。
功を焦った信雄は、信長に無断で伊賀国に侵攻し、返り討ちにあいます。
敗戦したことを知った信長は大激怒しそうです。
本能寺の変と信雄
1582年、織田家の家臣であった明智光秀が謀反を起こし、信長と信忠は自害に追い込まれます。
本能寺の変の報せを受けた信雄は、光秀に弔い合戦を仕掛けようとしますが途中で撤退しており、撤退理由については現在も不明のままです。
結局、信長の仇を討ったのは中国方面から帰ってきた羽柴秀吉で、その後は秀吉が天下を治めています。