国際宇宙ステーション（ISS）に長期間滞在する宇宙飛行士にJAXAが供給し、宇宙でも日本食の味を楽しんでもらうことを目的に開発されている「宇宙日本食」。
「宇宙日本食」としてこれまでに「柿の種」や「キッコーマン醤油」、そして「ホテイやきとり」などロングセラー商品が続々と認定されていますが、6月8日に新たにローソンのロングセラー「からあげクン」が、「スペースからあげクン」として「宇宙日本食」に認定されました。
ローソンでは2017年2月から、ISSに滞在する宇宙飛行士に提供する宇宙日本食として、フリーズドライ化した「スペースからあげクン」の開発をスタート。2019年10月に11ヵ月の保存性試験に合格。その後、1.5年までの保存性試験を継続・完了し、「宇宙日本食」認証を受けました。
- 2017年2月：ローソン社内に宇宙プロジェクト発足
- 2017年3月：初めて筑波宇宙センターを訪問。宇宙日本食担当の方から説明を受ける
- 2017年4～8月：フリーズドライ品の商品設計検討を開始
- 2017年9月：開発商品についてJAXAとの意見交換実施。フリーズドライにすることを決定
- 2018年8月：「スペースからあげクン」が一次審査を通過
- 2019年10月：「Pre(プレ)宇宙日本食認証」を受ける
- 2020年6月：「宇宙日本食認証」を受ける
（プレスリリースより）
国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士による、「スペースからあげクン」の実食レビューが聞ける日も近いかもしれませんね。
「からあげクン®」について
「からあげクン®」は1986年4月に“指でつまんで歩きながら食べられる”ホットスナックとして誕生。レギュラー、レッド、北海道チーズ、レモンの定番商品に加え、ご当地食材を使用した地域限定の味や専門店が監修した商品など、これまでに合計281種類を発売、シリーズ累計33億食以上を販売している。