ミツカンが今年5月にスタートした「手巻き元年プロジェクト~究極の手巻きへの挑戦~」にて、「サイクロイド手巻き寿司」が手軽に家庭で楽しめる特製海苔型の型紙シートがダウンロード公開されました!
「ダウンロード公開されました!」と言っておきながら「で、サイクロイド手巻き寿司って何?」と私自身がお口ポカンなわけですが…。
サイクロイド曲線を使った手巻き寿司とは?
なんでも“サイクロイド曲線”という曲線を活用することで、手巻き寿司を見た目的に最も美しく巻くことができるそうで、そのサイクロイド曲線を活かした手巻き寿司を作るための型紙シートが、このほど公開されたわけです。
ちなみに”サイクロイド曲線”とは、円がある規則にしたがって回転するときの円上の定点が描く軌跡として得られる平面曲線の総称で、一般にサイクロイドといえば定直線上を回転するものを指すことが多いそう。
最も美しい手巻き寿司にたどり着くために科学とデザインをフル活用し、「黄金螺旋」、「カテナリー曲線」、そして「サイクロイド曲線」という3つの幾何学曲線の使用を検討。結果的にサイクロイド曲線が、最も手巻き寿司の美しさの表現に相応しいものであるとたどり着いたそうです。
日本古来の建造物に見られるサイクロイド曲線
採用した“サイクロイド曲線”は、日本古来の神社建築の屋根や古代建造物などに見られる曲線なんだそうで、長年日本人に親しみのある建造物に使われてきた“サイクロイド曲線”と手巻き寿司が融合した歴史的瞬間でもあります。
作り方は、公開された「サイクロイド手巻き寿司シート」を使い、はさみの線に沿って全形のりをカット。「すし飯エリア」「具材エリア」にすし飯と具を乗せ、対角にあるのりにかぶせて巻いて完成。
全形のりを4等分した手巻き寿司なのでコンパクトな手巻き寿司になるようですね。ビジュアル的に、確かに美しい曲線が際立ってる印象があります。「サイクロイド手巻き寿司シート」をダウンロードして、みなさんもぜひ究極の手巻きを楽しんでみてください。