実は結婚式が多い秋。そして今見直される「和婚」の魅力

アカネ

秋は実は1年の間で一番結婚式が行われる件数が多い季節です。

そんな季節ですから、結婚式をこれから行うという人や参列するという人も多いのではないでしょうか。

少し前までは教会でのバージンロードに憧れるという女性も多かったものですが、最近では少しその傾向が変わってきており、神社での和の結婚式を行いたいと考える人も増えてきているのだそうです。

日本の結婚式の始まりは、古事記に書かれているほど古い歴史があります。その後、庶民の結婚式は人前式で行われることが一般的でしたが、大正天皇ご夫婦の結婚式を機に神前式の形式が整えられて全国に広まっていったと言われています。

現在でも普通に行われている披露宴は既に平安時代にはそうした形式の催しが行われていたそうですし、新婦のお色直しも江戸時代には行われていたようです。このように、結婚式は非常に古い時代から日本に根付いているのですね。

和婚が見直されてきているとはいっても、伝統的な形式に則って全てを行わなければいけないというわけではありません。

例えば神社で結婚式を行い、その後の披露宴ではお色直しでドレスを着るという新婦も大勢います。その逆で、結婚式はチャペルで行うのですが、お色直しをドレスではなく和装にするといったことも増えているのです。

最近では結婚する年齢が段々と上がってきているというふうにも言われています。和装や神社でのお式は年齢に合った落ち着いた雰囲気での演出が行いやすいという意味でも、それを選ぶカップルが増えてきているのかもしれません。

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