仙厓がやってくる!
江戸時代に臨済宗の僧侶だった仙厓義梵(せんがいぎぼん)。寛延3年、美濃国(岐阜県南部)の生まれで、僧侶として活動した後、隠棲している時期に絵師として多くの禅画を描いていた人物です。
仙厓の絵の特徴はなんといってもその可愛さ。思うままに筆を動かした飾り気のないタッチが現代で言うところの”ゆるふわ感”たっぷりで、仙厓の作品は今もなお多くの人を魅了しつづけています。
”ヘタうま”ともまたちょっとちがう、子供が描いた絵のようでいて奥が深い、何度観てもじっくり味わえるテイストが、愛され続けている理由のひとつでもあります。
そんな仙厓の作品展が2018年9月から始まるんです!
2018年9月15日(土)~10月28日(日)の期間、出光美術館で開催されるのが、「仙厓礼讃」という展覧会。仙厓の「無法」の書画を通覧し、作品に込められた仙厓の心の内に迫る…という内容になるとのこと。
まだ展覧会の詳しい情報は掲載されておらず、作品リストも公開されていませんが、2ヶ月後の開催が仙厓ファンにとってはなんとも待ち遠しいですね!
年間スケジュール – 出光美術館
展覧会の詳しい情報が公開され次第、改めて紹介したいと思います。
それでは最後に、昭和6年に刊行された「仙厓禅師墨林冊」より、仙厓義梵の作品ギャラリーをご覧ください!展覧会がさらに楽しみになっちゃいますよ♪