いよいよ放送です!幕末史を国際的な視点から描いたドキュメンタリー「AIZU-目覚めよ義の心」

naoko

以前Japaaanで紹介した、福島県会津若松市主催、オランダ王国⼤使館共催のドキュメンタリー映像作品『AIZU-目覚めよ義の心』いよいよBS各局でのリレー放送が始まります。

第一回、5/26(土)放送の「大義」編では、会津松平家第14代ご当主、自らが出演。お殿様と日本文化に深い造詣をお持ちのオランダ大使館のバス・ヴァルクスとの心の旅!

「AIZU – 目覚めよ義の心 -」放送スケジュール

それでは、5月26日、27日に放送される「AIZU – 目覚めよ義の心 -」の大義編と道義編のあらすじなどを紹介します。

 AIZU – 目覚めよ義の心 – 「大義編」

放送日:5/26(土) 13:00 – 13:24 BS朝日

あらすじ

江戸時代260年間のパクストクガワーナが終焉を迎える幕末期、出島外交を通じて幕府を支えたオランダ王国と、京都守護職や江戸湾警備を通じて国防を支えた会津藩。明治維新により運命が別れた二つのエスタブリッシュ。開国から150年目を迎え、オランダ王国政府と会津藩主の子孫が初めて直接明かす幕末期の大義とは。日本の未来を信じ、彼らはどう世界と国内の情勢を見極め、行動をしたのか。その大義ある決断の姿を追いかける。

みどころ

江戸時代の開府に遡る会津藩の歴史。将軍 徳川家康の孫である会津藩初代藩主・保科正之のメッセージをDNAとした9代 会津藩主 松平容保は、混乱する幕末の京の都を守護し、孝明天皇の信頼を受け国防を固めた。時を同じく蘭国は西欧列強の砲艦外交に対し、幕府と同調しながら和平交渉を締結してゆく。二つのベクトルの大義が支えた日本国の未来の姿について、時代を超えた両国の真実の歴史のあらましをディスカバーしてゆく。

AIZU – 目覚めよ義の心 – 「道義編」

放送日:5/27(日) 16:30 – 16:54 BS日テレ

あらすじ

江戸から明治へ、武家社会から近代化への質的な変化を支えた江戸の人間力。決して江戸時代は閉ざされた時代ではなかった。日本各地に藩校がおかれ、郷土に根ざした教育と広い視野と見識を持ち、良識的な判断をする人格形成システムが出来上がっていた。日本有数の藩校として名高い会津日新館を作り出した会津藩の気風と社会規範とは何か。現代につながるヒントを探すためアメリカ人の日本学者ウィリアム・リードが旅に出る。

みどころ

優しさこそ強さ。文武両道の精神の奥義は寛大さにある。激動の幕末期から国際社会と向き合う明治時代へ。武士道の教えが支えた変化を前向きに捉え行動し続ける知恵と行動力。会津人にとって藩校日新館とは一体どんな存在であったのか。「ならぬことはならぬものです」、什の掟に始まる会津の人格形成システムは歴代藩主によって磨かれ続け、会津人の気質として定着している。合気道と書道の師範であるウィリアム・リード氏が身をもって会津武士道のあらましを体感してゆく。

戊辰150周年記念事業 – 義の想い、つなげ未来へ。

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