性に対してとってもおおらかで、性欲もすごかった江戸時代。舐陰願望がある男性が多く、そういった趣向がある人はなめくじりと呼ばれていました。男の舐陰の技法が上手いと、女も喜んでいたようです。舌先を丸く尖らせて突きだすような男の舌がいいのだとか。男根とはまた違った快感を感じることができたようです。
ただ、江戸の女たちは、舐陰されることが最初から好きという人はほとんどいません。自宅に風呂場がないこともあり、決して清潔ではない部分を舐められることに抵抗があったのでしょう。はじめは抵抗があるけど、舐陰が上手い男性とわかると、歓迎!なのかもしれません。当時、男女が相互にオーラルを行うことを相舐めと呼んでいたので、いろんな快感を味わっていたのですね。