醤油、宇宙へ!キッコーマンが市販する醤油が、JAXAの宇宙日本食として認証を取得

増田 吉孝

宇宙でしょうゆが使えるよ!

頻繁に海外に行くことが多い方の中には、しょうゆをバッグに携帯している人もいるでしょう。日本人にとって醤油はまさに万能調味料。海外の物足りない味付け、口に合わない食事でも醤油をかけることで食べれちゃうなんてことも。

そんな、日本人と切っても切れない調味料「醤油」が、宇宙日本食として認証されました。これでいつ宇宙に行っても安心!

今回、JAXAの「宇宙日本食」として認証されたのは、キッコーマンが販売中の「キッコーマン いつでも新鮮 塩分ひかえめ丸大豆生しょうゆ」。2006 年にJAXAより発表された基準をクリアし、晴れて宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在する際に、宇宙食として携行することができるようになりました。

キッコーマンは“ 生しょうゆのおいしさを宇宙まで届けたい” という思いから、生じょうゆ商品を申請、さらに宇宙空間では地上に比べて骨密度が低下しやすいため、食塩分を25%カットした商品を選んだんだそうです。容器は注ぐ量を調節しやすい、やわらか密封ボトル。宇宙の無重力空間でも一滴単位でしょうゆを出すことが可能。

これまでにも「宇宙日本食」として認証された食品はありますが、日本の伝統的な“醸造技術”でつくられた調味料は今回が初のことです。

2017年8月7日には「亀田の柿の種」が3年の研究、開発期間を経て「宇宙日本食」として認証されたというニュースもありましたが、この先、誰もが気軽に宇宙旅行に行ける日が来たら「宇宙日本食」認証を受けていることが食品選びのポイントになるのかも?

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キッコーマン

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