小さなカップに「宇治金時」が凝縮された「抹茶あずき氷」
日本の夏の食べ物と言えば、冷たくてカラフルな「かき氷」。冷たい氷を口に含んだ瞬間、頭がキーン!と痛くなるのも、これまた一興ですね。
中でも、細かく砕いた氷に砂糖入りの甘い抹茶シロップをかけ、その上にあんこを乗せた和風かき氷「宇治金時」は、押しも押されぬ不動のロングセラーとなっています。
森永乳業株式会社から2016年に発売された「おもちごろ 抹茶あずき氷」は、そんな宇治金時の魅力を小さなカップの中に「ギュッ」と凝縮させた「抹茶あずき氷」です。
「宇治金時」も、近年ではカップ入りとなり、手軽に楽しめるようになりました。
滑らか氷の宇治金時と、歯ごたえあるおもちの粒
宇治金時は、最近では氷に抹茶シロップとあんこを乗せるだけでなく、更にその上に白玉団子のような小さな餅を乗せたり、ホイップクリームやアイスクリームを乗せるなど、バラエティ豊かになっています。
カップかき氷「おもちごろ 抹茶あずき氷」は、そんな近年の宇治金時を、見事に再現しています。ふたを開けると、抹茶の緑色が鮮やかなかき氷の真ん中にこしあんが乗せられ、その周りにはお餅の小さな粒がトッピングされています。
そのお餅の粒の多さに驚かされます!
一口食べてみると、甘くてほのかにほろ苦い抹茶味と、甘みの強いあんこがベストマッチ!氷は「いかにも氷!」というガリガリした感じではなく、シャーベットのような滑らかさです。
かき氷に抹茶シロップをかけているのではなく、抹茶味の氷を細かく砕いた「抹茶氷」だからこそ、このような抹茶ジェラートのような食感が出せるのでしょう。
カップの周りには、小さな「おもち」の粒が散りばめられるように沢山入っています。「おもちごろ」という商品名ではありますが、「おもち」が「ごろ」っと入っているというよりは、小さなお餅の粒が「ころころ」と言った方が合うかも知れません。
そしてお餅は「やわもち系」というよりは、グミのような弾力があり、歯ごたえが感じられます。
スーパーなどで手軽に購入できるとはいえ、その食べ応えは充分です!夏の暑い日に、一度試してみてはいかがでしょうか?