参拝方法が違う!神社とお寺
京都・奈良・鎌倉などの古都へ観光に出かけると、神社やお寺を参拝する機会が何度も訪れます。皆さんは神社やお寺でご利益を願い、両手を合わせることでしょう。
しかしひと言で「手を合わせる」と言っても、神社とお寺ではその作法が異なっています。それぞれの正しい参拝方法について、まずは今一度おさらいしましょう。
神社
神社を参拝する際には、「柏手」を打つのが特徴です。お作法は、手水舎(ちょうずしゃ)で両手と口を漱いで心身を清めてから本殿へ進み、鈴を鳴らしてから賽銭箱に賽銭を入れ、「二拝 二拍手 一拝」が基本です。
お寺
お寺の場合も、手水舎で手と口を漱いで心身を清め、お賽銭をあげ、あれば鈴を鳴らす所は神社と同じですが、柏手は打たずに合掌して一礼するところが、神社とは異なっています。
お寺によってはお線香をあげたり、護摩木を燃やしたりする場合もあります。
3ページ目 「柏手を打つか打たないか」作法が異なるのはなぜ?