朝ご飯はご飯派ですか?パン派ですか?
イメージではありますが、しっかり朝ご飯派はご飯、軽めに朝ご飯派はパン、身近な人の朝食の話を聞いているとそんな感じがします。
ちなみに我が家はほぼご飯です。ご飯・みそ汁・納豆がスタンダード。たまに休みの日にはパン食にもなります。
パン食が当然のようになってきている現在ですが、それでもつい最近まではお米の方が家庭の支出は多かったんだそうです。簡単に考えると、お米の方がパンよりもたくさん食べられていたっていうことです。
しかし、総務省が調べた2011年の家計の支出では、初めてお米とパンの支出が逆転してしまったそうです!
お米とパンはどちらがいいの?
主食を選ぶ時に、ご飯とパンどっちにするか?と選びますが、この両者の違いはどんなところにあるのか知っていますか?栄養面から言うと、パンはバターや砂糖を使用して作られていますから、ご飯と比較してダイエットには良くないようです。
柔らかくてあまり噛まなくても食べられるというのも、満腹中枢を刺激できないという点であまり良くありません。また、主食と一緒にとるおかずなどのバランスは、ご飯の時の方がバランス良く整えやすいそうです。
もしもご飯が主食の場合、みそ汁・納豆などと食べる組み合わせが思い浮かびます。この場合、みそ汁の具に季節の野菜やワカメなどを使用すると非常にバランス良く栄養がとれる組み合わせになります。脂肪や糖分も多くありませんので健康的です。
一方、パンが主食の場合には、トーストならバターやジャムを塗ります。合わせるおかずは卵・サラダなどに偏りがちになりますので、どうしても栄養分が脂肪や糖分過多になってしまいやすいんだそうです。
変化する食事スタイル
日本人の食事には、やっぱりお米中心がベストバランスであるといえます。世界から健康的な食習慣として注目が集まる和食ですから、これからもぜひ実践したいきたいところです。
かといって、今回の総務省調査でお米とパンの支出額が逆転したから、単純にご飯中心からパン中心の食生活に変わってしまった、と考えるのは違うようです。
というのも、今回の調査のお米の支出額には、市販のお弁当やおにぎりなどに使われているお米の金額は含まれていないからです。
コンビニなどで販売されているお弁当やおにぎりはとても人気です。すぐに食べられますし、色々な商品のバリエーションがありますし、それにおいしい!特に仕事をしている若い世代は、こうした商品を日々の食事に積極的に取り入れている傾向があります。
また、高齢者の単身世帯などでは、業者の提供する宅配サービスなどで食事をとるという方も増えてきています。食事のスタイル自体が以前とは変わってきているのです。
お米そのものに対する支出は減ってきているけれど、それでもやっぱり日本人はお米が好き!コンビニ弁当やおにぎりが充実しているのは、そのことを物語っているのではないでしょうか。