刀剣てどこ見ればいいの?全部同じに見える…そんな人に「超・日本刀入門展」開催

増田 吉孝

日本刀は好きだけれども、鑑賞の楽しみ方がいまいちわからない…。そんな人にオススメの展覧会が開催されます。

今回紹介するのは、2017年1月21日(土)から東京・静嘉堂文庫美術館で開催される展覧会「超・日本刀入門展」です。

本展では静嘉堂文庫美術館が所蔵する約120振もの刀剣のうち30振が一堂に会する展覧会。展示される刀剣の中には国宝1件、重要文化財8件が含まれており、これは開館以来初めてのことなんだそうです!

※1月15日訂正:展示数の表記に誤りがございました。訂正しお詫びいたします。

展覧会の名前からもわかるように、本展では日本刀の鑑賞方法がわからない人の疑問や悩みが解決できるような展示構成となっているそうです。

昨今の日本刀ブームから、刀剣に興味を持っている人も増えてきていますが、私もそうなのですが日本刀の刃文のセクシーさや装飾の美しさを感じるとることはできても、どの刀剣も同じもののように見えてしまうところがあるのが正直なところ。日本刀のどの部分を見比べることでさらに楽しめるのか?そのような疑問を是非解決してもらいたいところ。

本展で展示される刀剣の中には織田信長や直江兼続など人気の高い戦国武将らの名刀も展示されることになっています。自分の知る名将の刀剣を知ることで歴史への興味もさらに深まることでしょう。

刀剣の他、重要文化財となっている鎌倉時代の絵巻「平治物語絵巻」も3期に分けて特別公開されることになっています。絵巻の中に描かれた刀剣をじっくり鑑賞して違った視点から眺めてみても面白いかもしれませんね。

展覧会「超・日本刀入門 〜名刀でわかる・名刀で知る〜」は2017年1月21日(土)〜3月20日(月・祝)の期間、東京・静嘉堂文庫美術館で開催されます。

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