戦艦武蔵。第二次世界大戦中に戦闘で使われいた日本の戦艦で、大和型戦艦の二番艦として建造されました。大日本帝国が建造した戦艦としては最後の戦艦になります。戦艦武蔵は戦時中の1944年にフィリピンのシブヤン海で沈没しました。
去年の3月、その戦艦武蔵に関して驚くべき発表がありました。それはマイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏が水深1000mの海底で戦艦武蔵を発見したというもの。発見された戦艦武蔵の写真がTwitterにツイートされ国内で多くの関心を引きました。
大発見!第二次世界大戦中に沈没した戦艦「武蔵」が海底で発見されました!
マイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏がTwitter上で、第二次世界大戦中に沈没した戦艦「武蔵」をフィリピンのシブヤン海、水深1000mの海底で発見したとツイートしました。戦艦武蔵は第二…
この鮮明な映像には非常に驚かされましたが、それらの記録映像やNHKが開発してきた映像解析技術と新資料をもとに構成された番組「戦艦武蔵の最期 ~映像解析 知られざる“真実”~」が2016年12月4日(日)のNHKスペシャルで放送されます。
番組内では前述のような資料から「武蔵の実像とその最後」を完全再現。元乗組員の生存者や、世界の軍事専門家たちとともに戦艦武蔵の真実に迫るという内容。様々な調査によると不沈艦とまで言われた武蔵には決定的な脆さを抱えた構造であったなどの、これまでの説を覆す真実が明らかになりつつあるのだそう。
武蔵はいったいどのような戦艦であったのか?そしてどのような最後を迎えていたのか?なかなか興味深い番組になりそうです。
「戦艦武蔵の最期 ~映像解析 知られざる“真実”~」は2016年12月4日(日)、午後9時00分からNHK総合で放送されます。