これまでウルトラマン、ドラゴンボールと続いてきた「ホビーストック浮世絵木版画シリーズ」に新作「初音ミク」が登場しました。
江戸時代から続く木版画を継承する職人たちと人気キャラクターのコラボレーションによって制作される浮世絵木版画シリーズですが、第3弾は初音ミクの浮世絵木版画「歌姫東海道 初音未来」。
江戸時代の日本橋と富士山を背景に、和服姿でアレンジされた可愛らしい初音ミクの立ち姿。背景と全体デザインは京都の絵師冬奇氏が担当しています。
この木版画では合計21版の木版が彫りあげられ制作されており、色のグラデーションも見事に表現されています。彫られた21版もの木版を使用しなんと45回も摺り重ねされているとのこと。
そして使用されている和紙は、同シリーズ共通して使用されている、人間国宝・9代岩野市兵衛氏による越前生漉奉書紙。初版は100枚限定となっています。
同シリーズのドラゴンボール、ウルトラマンの他にも、最近ではロックバンド・KISSの浮世絵やルパン三世の浮世絵が販売されるなど、伝統工芸・木版画に関連した様々なコラボレーションが実現してきました。
初音ミクは最近では一般的にもバーチャルアイドルとして認知され、色々なアーティストとのコラボも行われてきましたので、今回の浮世絵木版画も注目のアイテムになりそう。
浮世絵木版画「歌姫東海道 初音未来」は2016年9月発売予定とのこと。