江戸時代 幕末に尊王派を取り締まっていた新撰組の幹部として活動していた斉藤一(さいとうはじめ)。斉藤一の経歴をはじめとする情報は今でも少なく、写真すらも残されていない人物とされていました。
しかし、共同通信のニュースによるとこのほど斉藤一が生前に家族と共に撮影した写真が残されていたことが判明しました。その写真がこちら。
画像出典:47NEWS
とても凛々しい顔立ちをしていますね。この写真は1897年(明治30年)に撮影された写真とのことで、斎藤は1844年生まれとされていますので53歳の頃の姿ということになります。
明治維新後も生き残った斎藤一について、明治30年の1897年に妻や息子2人と共に撮影した写真が残されていたことが15日、歴史研究家のあさくらゆうさん(47)や子孫らへの取材で分かった。
共同通信
ちなみにこれまで斎藤の姿は「長男・勉をもとに描かれた肖像画」という形で肖像画は残されていました。
どうでしょう?目鼻立ちは結構近いような気もします。
新撰組の歴史やゆかりの人物の情報は歴史ファンの中でも注目度の高いものですので、今回のニュースに胸を躍らせている人も多いことでしょう。数十年の時を経てこういった新たな発見があるというのはワクワクしますね。