フジテレビ系列で放送される時代劇「鬼平犯科帳」が今月12月18日に放送される「鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸」と来年2016年に放送を予定している150本目の鬼平犯科帳スペシャルを最後にドラマ放送を終了することが発表されました。
鬼平犯科帳は1989年7月に中村吉右衛門主演で連続ドラマとしてスタート。2001年5月まで全137本が放送されました。連続ドラマとしての放送を終えた後もスペシャルドラマとして定期的に11本が放送されました。
ドラマ鬼平犯科帳は池波正太郎の同名の時代小説を原作とする人気時代劇。時代劇を見ない人も「鬼平」の名は知っているかと思います。
今回のドラマ放送終了はドラマとして映像化可能な原作を使い切ったことが理由としてあげられています。漫画や小説を原作とするドラマ、アニメなどではオリジナルシナリオでの放送をすることがありますが、池波正太郎が原作に無いものをドラマ化することを望んでいなかったためなんだとか。
同局によると、ドラマは1989年に放送が始まり、映像化が可能な原作を使い切った。池波が原作に無いもののドラマ化を望んでいなかったため、終了を決めたという。
鬼平犯科帳、来夏撮影150本目で終了 原作を使い切る:朝日新聞デジタル
ドラマ放送終了が発表され新作を見れるのは残すところあと2回。12月18日(金)放送の「鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸」をしっかりと目に焼き付けておきましょう。また、来年放送予定のフィナーレとなる鬼平犯科帳スペシャルは前後編の2本となるそうです。
ホームページには主演の中村吉右衛門さんからの挨拶も掲載されています。