日本の男の服はやっぱ袴だ!とにかくカッコいい男着物を発信する「和次元 滴や」

増田 吉孝

最近はJapaaanで男着物のブランド、ショップの話題を取り上げることが多くなってきていますが、男着物を語る上で外せないブランドを今回は紹介します。とにかくとにかくカッコイイ袴スタイルの提案を貫いている、袴を愛用する男性にはおなじみ京都の「和次元 滴や」(わじげん しずくや)です。

滴やは今年で10周年。オープン以来「日本の男の服」をテーマに新しい袴スタイルを提案し続けているブランドで、袴を愛用している方々にはおなじみではないでしょうか。

男着物と言ってもそのスタイリングは様々。ラフに着流しスタイルを好む人や書生さんスタイル、フォーマルなスタイルなどなど。そんないろんなスタイリングの中で袴スタイルもなかなか人気。滴やが提案するスタイリングはとにかく振り切れたデザインが特徴で、見た目のインパクトがハンパないんです。

インパクトがあるからといってフォーマルなスタイルには合わないということはなく、フォーマルなスタイリングに対してはそのインパクトがポイントとなります。武士の出勤服であった袴は現代に置き換えるとスーツである…という考えも滴やは持っているので、加減が絶妙なんですよね。滴やのマントはフォーマルなスタイルにマッチするでしょう。

そして10周年となる今年は記念として「10thAnniversaryLimitedCollection」というスペシャル企画を展開中。この企画は1年間にわたり10作品を発表するというもので、現在までに6作品が公開されています。

その作品たちがもうなんと言いますか、「THE 滴や」なんですよ。突き抜けたデザインが潔くかっこいいのです。現在公開中の作品には袴の他に羽織ものもあり、どれも魅力的なものばかり。

筆者は普段から着物を着ていますが着流しの時が多く、袴はたまにチャレンジするくらいですが、今回発表された作品たちは日本の男の物欲に直撃するナイスなデザインですね。男着物にさらなる厚みを加えてくれる唯一無二のブランドです。

それでは、これまでに「10thAnniversaryLimitedCollection」で公開された作品達をご覧ください。現在までに公開されている6作品はホームページでチェックできます

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