昭和の光景として思い浮かぶのが、可愛いフォルムで走行するオート三輪のある風景。ダイハツ工業が生産していたダイハツ・ミゼットはとっても有名ですね。
そしてこのたびまるでオート三輪のような車体が主力製品の自動車メーカーが新たに日本に誕生しました。そのメーカーは「日本エレクトライク」。
国土交通省が8日に同社に対し自動車量産のための型式認定を認めたそうで、日経ビジネスによりますとその認定を取得することで自動車メーカーとしてのお墨付きが与えられることを意味するそう。
日経ビジネスオンライン
同社が主力製品とするエレクトライクはインドの三輪自動車を輸入して車体を電動自動車に改造する手法で量産をします。
かつて日本で流行っていたオート三輪は横転の恐れが高いことが問題としてありましたが、今回の日本エレクトライクの車体では絶対に倒れない三輪自動車をつくり上げたとのこと。
電動自動車、さらにはコンパクトカーということもあり今の時代にはマッチした車体ではないでしょうか。カスタマイズ性が重視されればさらにマニア欲をそそる製品になりミゼット風に改造するオーナーも出てきそう。オート三輪が再び脚光を浴びる日が日本にやってくるのでしょうか?
とても楽しみな自動車メーカーの誕生ですね。
エレクトライク仕様
車名 / 型式 | エレクトライク / EA | |
---|---|---|
類別 | A | B |
全長 × 全幅 × 全高 | 2,500mm × 1,300mm × 1,655mm | |
重量(総重量) | 420(475)kg | 450(505)kg |
乗車定員 | 1名 | |
駆動方式 | 2モーター 後輪駆動 | |
定格出力 | 4.5kW×2 | |
航続距離 | 約30km | 約60km |
最高速度 | 50km / h | |
最小回転半径 | 2.8m | |
駆動バッテリー | リチウムイオン3.9kWh | リチウムイオン7.8kWh |
充電制御方式 | 定電流・定電圧充電 | |
充電時間 | 5時間(100V)、2.5時間(100V) | 10時間(100V)、5時間(200V) |
定格電圧 | AC100(単相)・200V(単相) ※オプション |