伊藤若冲を中心に江戸絵画の奥深さに触れる展覧会「細見コレクション 若冲と江戸絵画」が開催

Japaaan編集部

京都市の細見美術館で、展覧会「細見コレクション 若冲と江戸絵画」が開催されます。

「細見コレクション 若冲と江戸絵画」では江戸時代の日本画家・伊藤若冲を中心に、その弟子とされる若演や同時期に活躍した絵師のほか、江戸時代のさまざまな絵画を観覧できます。

江戸時代絵画を代表する絵師として知られる伊藤若冲(1716~1800)。精緻な描写、鮮やかな色彩や自由闊達な水墨表現は、対象を独自の視点で捉えた瑞々しい絵画世界を形成し、多くの人を魅了しています。

細見コレクションの若冲作品の特徴は、初期作と晩年作が見られるところにあります。彩色画の《雪中雄鶏図》や《糸瓜群虫図》は30代の作。絵画制作に専念する以前の作として注目される作品。一方、80代の筆とされる《群鶏図》や《鼠婚礼図》などの水墨画は、墨や筆を自在に操り描く姿を想像させます。

「細見コレクション 若冲と江戸絵画」は、2025年3月1日(土) 〜 5月11日(日)の期間、細見美術館で開催されます。

細見コレクション 若冲と江戸絵画‬

 
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