大正4年発明!日本最初期型の実用シャープペンシル 「早川式繰出鉛筆」の限定複製品が発売

Japaaan編集部

プラチナ万年筆から、大正4年(1915 年)に発明された日本最初期型の実用シャープペンシル、「早川式繰出鉛筆」の限定複製品が発売されます。

シャープ株式会社創業者の早川徳次氏は、大正4年(1915 年)、日本で最初の実用的シャープペンシルを発明しました。早川氏は幼少の頃から金属細工の錺技(かざりわざ)を身につけていき、職人と呼ばれるまでに成長。この錺技を駆使し、外装の細部にまでこだわったシャープペンシルは当時15本のみ製作されました。

今回発売される限定複製品は、15本のうち、現在シャープ株式会社歴史館に保存されている1本をもとに制作。

※ちなみに、「シャープペンシル」という名称は英語にはなく、英語では「メカニカル・ペンシルMechanical pencil」が日本のシャープペンシルの正しい英訳なんです。日本最初期型の早川式繰出鉛筆が製造されたことで、日本ではシャープペンシルと呼ぶことが一般的になっています。

内部にはより現代技術を取り入れ一般的な0.5mm 芯方式とし、新しい芯繰出し機構を採用。天冠リングには回転ノック時に指の滑りを抑える微細な彫刻を施し、機能性と装飾性を両立させています。

軸柄の繊細な表現にはエンジンタン彫刻で一本一本柄を彫り込み、オリジナルの表情を再現。重量感をはじめ手触り感、古き良き時代の大正ロマンの神髄を充分に受け継いだこの複製モデルは現代においても斬新なデザインとなっています。

日本最初期型の実用シャープペンシル 「早川式繰出鉛筆」の限定複製品は、2025年2月14日から5,000本限定で発売されます。価格は16,500 円(税込)。

早川式繰出鉛筆 仕様

 
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