NHK大河ドラマ「光る君へ」、8月4日放送の第30話「つながる言の葉」ではついに、紫式部、清少納言と並び才ある女流歌人・文学者「和泉式部(いずみしきぶ)/あかね」が登場します。演じるのは泉里香(いずみりか)さん。
『和泉式部日記』の作者で、「光る君へ」作中では、紫式部とは四条宮の和歌を学ぶ会で知り合います。親王二人に愛された、恋多き華やかな女性であり、やがて彰子の女房となります。
そんな和泉式部ですが、作中でも描かれるかと思いますが、恋多き女性として有名な人物で、色恋事情に関しておおらかな当時でも、看過できないと成敗されてしまうほどの問題児だったとか。
「光る君へ」はこれまでの大河ドラマとは一線を画した、色恋沙汰を全面に押し出したストーリーが特徴なので、今日までに残る和泉式部の逸話はきっと相性が良いに違いありません。
今回は、Japaaanでこれまで紹介した和泉式部に関する記事をまとめていますので、ぜひ、大河ドラマ「光る君へ」の予習に役立ててもらえればと思います。
大好きな彼氏を失い、次の彼氏は前彼の弟!
前述のように和泉式部は恋多き女性として有名。紫式部や清少納言が乙女の恋模様を綴ってブームを巻き起こすなか、それとは正反対に目まぐるしく変わる歴代彼氏&旦那や昼ドラも逃げ出すリアル下剋上不倫を日記に綴っています。
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紫式部は和泉式部をどう見ていた?
紫式部と和泉式部は、共に中宮彰子に仕えていた間柄。面識もあり文通をしていたこともあったとか。紫式部は自信の『紫式部日記』で和泉式部の印象について綴っています。
紫式部さん、和泉式部や清少納言をボロクソに!『紫式部日記』から垣間見える文通エピソード【光る君へ】
偏見かも知れませんが、とかく女性はつるんだりつながったりを好む一方、陰ではボロッカスに相手を貶すなんてことが少なくないようです。もちろん男性にもそういう手合いはいるものの、女性ほど器用に本心を…
清少納言・和泉式部・赤染衛門…紫式部は同時代の女性たちをどう評価したのか?【前編】
清少納言という女性大河ドラマ『光る君へ』で話題沸騰中の紫式部ですが、彼女のほかにも、当時の女性で後世に名を残した人は多くいます。式部は、そんな同時代の女性たちをどう評価したのでしょうか。ま…
痛烈批判あれば大絶賛も…紫式部は、清少納言・和泉式部・赤染衛門をどう評価したのか?【後編】
和泉式部に対する評価【前編】では、紫式部が、同時代を生きた清少納言をどのように評価したのかを紹介しました。[insert_post id=224526]当時の式部の同僚達には、文才…
紫式部からすればいろいろ思う所はあるものの、彼女の文才はしっかり認めていたようです。