藤原定子が遺した寂しく悲しい三首の遺詠…大河ドラマ「光る君へ」7月21日放送振り返り

「逝かないで……」と呟いたまひろ(紫式部。吉高由里子)。

先週の予告では藤原宣孝(佐々木蔵之介)が亡くなるのかと予想していましたが、その対象は病に倒れた藤原道長(柄本佑)でした。

目を覚ました道長の前にいたのは側室の源明子(瀧内公美)。正室の源倫子(黒木華)と静かに火花を散らします。

そんな中で藤原彰子(見上愛)が一条天皇(塩野瑛久)の中宮に立てられ、前代未聞の一帝二后が実現したのでした。

NHK大河ドラマ「光る君へ」第28回放送「一帝二后」今週も気になるトピックを振り返っていきましょう!

第28回放送「一帝二后」時系列

長保元年(999年)まひろ30歳

長保2年(1000年) まひろ31歳

今回は駆け足で藤原定子(高畑充希)の崩御までが描かれました。

どちらかと言えば主人公のまひろはオマケで、定子&清少納言(ファーストサマーウイカ)の方がヒロインっぽかったですね。

この頃の朝廷メンバーは?

長保2年(1000年)時点

この頃の朝廷メンバー(登場人物のみ)は概ねこんな感じです。

藤原伊周・藤原隆家兄弟はまだ蚊帳の外、劇中では道長に逆怨みしていましたが、生前に定子を苦しめていたのは伊周も同じだったはずです(少なくとも劇中では)。

藤原顕光(宮川一朗太)と藤原公季(米村拓彰)は頼りにならないと言われていましたが、この頃は基本的にほぼ道長の独裁状態でした。

2ページ目 一条天皇と藤原彰子

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