プールや映画館まであった!かつて世界一の人口密度を誇った「軍艦島」のトリビア

雲川ゆず

海に浮かぶ様子が要塞のようにも見える「軍艦島」。日本には数多くの島がありますが、軍艦島はそれらとは一線を画すユニークさを持っていますよね。

そのドラマチックな姿から、多くの映画やドラマの撮影地ともなっている軍艦島ですが、実は「軍艦島」という名前は通称だということを知っていましたか?

そこで、今回の記事では、知っているとちょっと自慢できるかもしれない、軍艦島のトリビアをいくつかご紹介していきたいと思います。

軍艦島の正式名称は……?

先ほども書いたとおり、「軍艦島」というのは通称であり、正式名称ではありません。「端島(はしま)」というのが正式名称なんです。

ちなみに、2015年に端島炭坑を含んだ「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は世界文化遺産に登録されています。

かつては世界一の人口密度を誇った

現在は無人島の軍艦島ですが、かつては世界一の人口密度を誇った場所でもありました。

島の面積は幅160m、長さ480mほどと小さいのですが、最盛期の1960年(昭和35年)には5,267人が住んでいました。

人口密度は83600人/km²となり、当時の東京特別区の約9倍ほどでした。

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