NHK大河ドラマ「どうする家康」皆さんも観ていますか?
筆者も毎週欠かさず観ていますが、第19回放送「お手付きしてどうする!」では、個人的に推していた浅井長政(演:大貫勇輔)がセリフ退場。
気づけば天下の堅城・小谷城は陥落、長政は自害していたとのこと。
えぇ〜っ!共に死のうとしていたお市(演:北川景子)を止め、三人の娘たちを託す名場面はナシですか?
徳川家康(演:松本潤)が女ギツn……もとい侍女のお万(演:松井玲奈)とお風呂でイチャイチャする時間を削れば……いえ、何でもありません。
さて、そんな浅井(あざい)一族がどこかに生き残っていないものかと江戸時代の系図集『寛政重脩諸家譜』を探したところ、さっそく浅井(あさい)の家名を発見しました。
残念ながら長政とは無関係でしたが、家康に仕えていたらしいので、今回はこちら三河浅井一族を紹介したいと思います。
家康祖父・松平清康の代から仕える
三河浅井一族について『諸家譜』で遡れる限りの初代は浅井元重(もとしげ)。彼は松平清康(まつだいら きよやす)に仕えました。
元重
道之助
清康君につかへたてまつり、某年死す。法名道永。※『寛政重脩諸家譜』巻九百六十二 藤原氏 支流 浅井
生没年不詳、通称は道之助(みちのすけ)。死後の法名は道永(どうえい)と号されます。
続く浅井重忠(しげただ)は家康の父・松平広忠(演:飯田基祐)に仕えたそうです。
母親は不明。こちらも生没年不詳で、通称は父から襲名した道之助でした。死後の法名は宗源(そうげん)と言います。
重忠
道之助 母は某氏。
広忠卿につかへたてまつり、某年死す。法名宗源。※『寛政重脩諸家譜』巻九百六十二 藤原氏 支流 浅井
どちらもほとんど事績が残っておらず、寂しいですね。次からはもう少し詳しいエピソードが伝えられています。