2023年5月7日の放送より、『どうする家康』では三方ヶ原の戦いが勃発します。この戦いは家康を襲った3大危機の1つにあたり、徳川家康は甲斐の虎こと武田信玄率いる武田軍との戦いに臨みます。
戦いの結果は徳川軍の敗北。多くの家臣を失ってしまいますが、一体誰が戦死したのでしょうか。
そこで今回は、「三方ヶ原の戦い」で命を懸けて家康を守った忠臣たちの最後を紹介します。
家康の影武者となった夏目広次
夏目広次は徳川氏の譜代家臣・夏目氏の出身で、三河一向一揆では家康と敵対しました。『どうする家康』では甲本雅裕さんが演じ、何度も名前を間違えられるシーンが印象的ですね。
そんな広次は、三方ヶ原の戦いでは浜松城を守っていました。櫓から徳川軍の状況を知ると、家康に撤退を持ちかけます。しかし、家康が武田軍目掛けて突撃を決行していたので、馬を強制的に方向転換させまました。
そして、自らを家康と名乗り、十文字の槍と25人の騎兵を率いて、武田軍と戦いました。広次は奮戦するも、討ち取られました。