浮世絵師・川瀬巴水の名画「雪の向島」がモチーフの『長刀研ぎエボナイト万年筆雪景』が新発売

セーラー万年筆から、浮世絵師・川瀬巴水の名画をモチーフにイメージした『長刀研ぎエボナイト万年筆雪景』が発売されました。

本商品は、超大型の 21 金長刀研ぎペン先を搭載し、重ねたエボナイト材にチラシ細工を施した重厚感のあるエボナイト万年筆です。

本体には美しい雪景色を描いた浮世絵、川瀬巴水の「雪の向島」をモチーフにイメージしたカラーエボナイト材を採用。川瀬巴水は、大正 7 年 35 才で風景画の絵師として新版画の中心的作家となり、亡くなる 74 才まで 40 年間にわたり、日本中を旅し 600 点以上の作品を残しました。

かつて巴水は雪の描写について、「皆一様に点体のみで降る雪を現してゐる様です。それではどうも物足りませんので、一つもう一層真実に近いものにしたい」と語っていました。幾層にも重ね、複雑に織りなすカラーエボナイト軸にて表現した風合いが堪能できるでしょう。

万年筆の特徴としては、ペン先の先端に通常より大きいペンポイントをつけ、長刀の刃型のように長く、角度を滑らかに研ぎ出しています。ペンを寝かせると太い線、立てると細い線が書けるという特長があり、トメ、ハネ、ハライなどが多い漢字を最も美しく筆記することができます。

「長刀研ぎエボナイト万年筆雪景」は限定 400 本の生産。198,000 円(本体価格 180,000 円)で発売中です。