大船渡、陸前高田、気仙沼…。現在の三陸を海から眺めるGoogleストリートビューが公開

Japaaan編集部

地球上の津々浦々、驚きの風景がどんどん追加されていくGoogleストリートビュー。新たに、海からの風景が加わりました。

2014 年 6 月に開始した「海からのストリートビュープロジェクト」。東日本大震災で甚大な被害を受けた地域をストリートビューで撮影した様子を、パノラマ画像で記録する「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の1つとして行われています。

今回公開されたのは、美しい三陸海岸を海側からとらえたストリートビュー。大槌、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼、南三陸、雄勝、塩竈の 8 エリアの画像です。撮影は、復興に取り組んでいるコミュニティのや地元の方々の協力のもと、漁船にストリートビューの撮影機材「トレッカー」を専用のマウントで設置して行われました。

撮影した総距離は 400 km!!漁師さんのテクニックを駆使し、養殖場や漁場を避けながらぎりぎりまで陸地に近づいて撮影。海からの撮影は陸上以上に天候に左右され、撮影隊は大変苦労されたようです。

震災直後、支援物資が運び込まれた気仙沼港。

松島湾の浦戸諸島。

土地のかさ上げ用のベルトコンベアと奇跡の一本松。

ストリートビュー撮影の様子はこちらの動画をご覧ください。「三陸を海から、地元で活動する人々がストリートビュー」

震災の直後は黒茶色だった海も、自然の治癒力で青い色を取り戻しました。普段は見ることのできない景色はこちらのビューからどうぞ。美しい三陸の海を存分に楽しんでください。

Google Japan Blog: 東北海からのストリートビューを公開します

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